ダブルフォーク仕様リフトで2枚刺しパレットを大型ウイング車に『一度』で積み込む手順(初級編)

フォークリフト

ダブルフォーク仕様リフトに乗って、倉庫内での荷役・運搬に慣れてきた初心者のあなたにとって、次の試練はパレタイズされた荷物をトラックに積み込みするときに訪れるでしょう。

パレットを1枚ずつ積み込みするのと比べて、2枚刺しして同時に積み込みするほうが難易度が高いんですよね。

私も初心者の頃、なかなか一度でキレイに積み込みできずに、ベテランのこわ~いトラックの運ちゃんに『おまえ遅い、もっと早く積んでくれ!』とか『なにやってんだ!』とかよく怒鳴られてたなぁ・・(泣)

それでは、積み込みにまだ慣れていない初心者のあなたへ向けて、大型ウイング車にパレットを2枚同時に一度で積み込むためのコツをお伝えしていきますよ~。

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大型ウイング車に2枚刺しパレットを積み込みするのはなぜ難しいのか?

フォークリフトを使った作業の中で、パレタイズされた荷物をトラックに積み込みする作業がありますよね。

製造工場直結の倉庫であっても、営業倉庫であっても荷物は保管するだけではなく、動かさせなければならないので、トラックでの納入・出荷の作業は必ずあります。

トラックにも大きさや使用用途、上物(ボディ)によっていろいろな種類があるの知ってますか?

軽トラックが大きくなったような見た目の平ボディとか

冷却装置を荷台に搭載した冷凍・冷蔵車とか

長い荷台を引っ張るトレーラー(イメージはトランスフォーマーのコンボイ司令官)とか

アルミバンの側面が開くウイング車※1、とか

※1、ウイング車とは、ウイングを開放した状態を正面から見ると、鳥が翼を広げているように見えることからそう呼ばれています。

↓参考:事業用トラックの種類↓

事業用トラックの種類

一般的には積み込む荷物にもよるんですけど、パレタイズされた荷物である場合は、荷台がウイング仕様となっている大型トラックに荷役する機会が多くあります。

フォークリフトで積み込みするのに適した仕様なんですよね。

2枚刺しパレットを積み込みするのが難しいのは、1枚の場合パレットの両側面が目視で確認できるので、車両にぶつけたり、すでに積み込みしているパレットに当てて破損させたりするリスクが低いからです。

2枚刺しした状態だと、パレットの両側面はフォークリフトから降りて確認しないと見えないので、難易度があがるんですよね。

ちなみに私は2枚刺しでの積み込みに慣れるまでに1カ月くらいかかりましたよ・・

積み込む前の事前準備、ここをしっかり確認しよう!

まずは積み込みする前に、事前確認をしっかりとして準備をしましょう。

その1、当然のことながら、パレタイズされた荷物の状態を確認しましょう。

フォークリフトで車両まで運搬している最中に、荷物の落下事故なんかが起きたら目も当てられませんからね!

荷物によっては、結束紐が巻いてあったり、ストレッチフィルム(ラップみたいなやつ)が巻かれているものもあります。

結束紐が切れてないか?ストレッチフィルムが破れていないか?などを目視確認しましょう。

その2、2枚のパレットを適切な状態に整理しましょう。

パレットの正面の面がまっすぐそろっているか?パレットとパレットの間に隙間が空いていないか?

確認した後、荷役運搬していきましょう。

これをしっかりとしておかないと、ベテランとなった私であっても、一度では上手には積み込みできませんから!

なぜパレットの面などを合わせておく必要があるのか?

それは一度で積み込みを完了させるための重要な布石となるからです!

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積み込むときにはフォークリフトの進入角度に注意しよう!

2枚のパレットを適切な状態にして、積み込みする大型ウイング車の近くまで運搬してきたとしましょう。

ここで、まず確認することは

積み込みする車両の荷台に余計なものが置かれていないか?を確認しましょう。

パレタイズされた荷物を積み込みする車両は、荷物がズレないように空間を埋めるための緩衝材やダンプラなど縛着資材をたくさん荷台に準備しています。

段取りの良いドライバーさんなら、積み込みする前に荷台をきちんと整理していますが、縛着資材を乱雑に置いている方も中にはいらっしゃいますんで、まずはパレットを積み込む場所に余計なものがないか、確認しましょう。

そして積み込みに入るのですが、ここで2つのポイント!

初心者はパレットの感覚をよく掴みきれていないので、自分ではまっすぐに積み込みしたと思っていても、実際は斜めに曲がって積み込んでいることが多いです。

パレットをまっすぐ積み込みする秘訣は、積み込む荷台側にあります。

荷台には木材が貼り付けされている場所と金属面の場所があります。

荷台の木材と金属面との境界線にパレットの手前の面がくるように積み込みします。

境界線はまっすぐになっていますので、その線通りにパレットを置くことで必然的にまっすぐの状態となります。

次は積み込みするときの進入角度です。

いきなり90度旋回して積み込む人や、積み込む車両に対してフォークリフトを直進させて積み込む人など、ベテランになってくると人それぞれやりやすい積み方ができてきますが、初心者のうちはやめときましょ。

難易度高めですから。

私が新人のときに指導役となった先輩は、90度いきなり旋回派の人だったので、こう積み込め!と指導を受けてましたが、新人だった私にはその積み方はちょっと難しく、荷物をパレットや車両にぶつけて破損事故を頻繁に起こして、そのたびに報告書ばっかり書いてました・・

あ、ちなみに今は90度旋回でもうまく積み込みできますよ!

なかなか上達しないことに悩んでましたが、別の先輩がこうする方が簡単だよと、斜め45度進入方式を教えてくれて、私もこわ~い運ちゃんに怒鳴られない程度に上達することができました。

45度旋回方式・・まずは、積み込みする車両の荷台に対して斜め45度で進入していきます。

そして、フォークリフトの前輪が積み込みするパレットの側面を通り過ぎたら、残り45度旋回してパレットを積み込みします。

具体的にハンドルを切る目安箇所が明確なので、初心者は慣れるまではこの方式がおすすめです。

徐々に作業に慣れてきたら、自分が積み込みしやすいやり方もわかってきますからね!

ちなみに、最近のアタッチメントは爪(フォーク)だけが中心から左右に15㎝程度スライドしてくれる機能がついてますので、この機能と併用すれば完璧です!

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慣れるまでは斜め45度進入!あとは経験あるのみ

フォークリフトも自動車と一緒で、毎日乗っていればちょっとずつ上達していきます。

しかし、ポイントを意識して日々乗っているのと、平々凡々と乗っているのでは上達のスピードも格段に違いが出てきます。

経験を積んで自分のやりやすい方法を確立できるようになるまでは、この斜め45度進入を試してみてはいかがでしょうか?

では、ご安全に!

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